1. 一般社団法人日本スポーツ歯科医学会第30回総会・学術大会
  2. 大会長 

    吉田 雅司
    今給黎総合病院歯科口腔外科・スポーツ歯科外来 部長

30 回日本スポーツ歯科医学会総会・学術大会の大会長を仰せつかりました今給黎総合病院歯科口腔外科・スポーツ歯科外来の吉田です。明治維新151年目という新たなスタートの年に、第 30 回の記念大会を維新の町鹿児島で開催させていただくことは、大変名誉で身の引き締まる思いです。また、今大会は、鹿児島県歯科医師会と鹿児島大学歯学部のお力もお借りして開催させていただきます。
さて、女性アスリートの活躍が目覚ましいことから、今大会は、メインテーマを「女性とスポーツ・スポーツ歯科」とし、サブテーマを「スポーツデンティスト維新~口からの健康~」とさせていただきました。スポーツ歯科と言えばマウスガードというように、これまでは、マウスガードの普及や研究が主流だった気がします。当然、この課題はこれからもスポーツ歯科の大切な仕事ですが、スポーツ歯科の本来の目的である「口からの健康」を更に推し進めるような研究テーマを模索していきたいと考えています。
雄大な桜島を背景とした大会開催の鹿児島市は明治の息吹を感じさせる多くの世界遺産があり、さらに、霧島や指宿など県内各地に広がる温泉地帯、全国一の有人離島数28島には様々な自然を見つけることができます。また、黒毛和牛、黒豚、地鶏から豊富な海の幸、さらに焼酎や黒酢など、鹿児島の食材を生かした書きだしたら止まらない美味しい食べ物を堪能できます。是非、この素晴らしい鹿児島を堪能しながら、活発な学術交流をしていただければ幸いに存じます。
なお、本学術大会は、日本スポーツ・健康づくり歯学協議会との同時開催になるばかりでなく、合わせて認定研修会も開催されます。認定医の取得、更新を予定されていらっしゃる会員の方々には、是非ともこの機会を活かしていただきたく存じます。
数多くの先生方のご参加を、関係者一同、心よりお待ち申し上げております。